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はじめまして!当サイトを運営しているツカコです。

 

通関士として就職・転職した経験や、女性キャリア・ワーママのリアルな悩みについて残すためブログを始めました。よろしくお願いします(._.)

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通関士資格を取得した理由

就職超氷河期に社会に出たアラフォー世代です。大学卒業当時は今ほど男女均等ではなく、男女の就職率にはものすごい差がありました。何のとりえもない何か夢中になったこともない私。法学部の国際系に在籍していましたが、法律に詳しくないし、英語が喋れるわけでもない、何を武器にこの就職難を乗り越えようかと長いトンネルの中にいました。

ただ、子どもの頃から何となく貿易というものに興味があったんです。小学生の頃、日本は島国で海外からの輸入に頼っていて食料の自給率が低いことに衝撃を受けました。日本食の天ぷらそばで例えても、食糧自給率はわずか22%なんですよ~。

出典:私たちの食卓における自給率

これだけ海外に依存しているってことは貿易の仕事はなくならない

と子ども心に思ったわけです。いざ就職活動ってなった時、そういえば貿易の仕事っていいな~と思ったことを思い出しました。

貿易の仕事を調べていくうち、唯一の国家資格「通関士」の存在を知ります。

民間資格は数あれど国家資格は通関士だけ!これを取れば就職できるかもしれない

これが、私が通関士資格を取得した理由です。

通関士試験に落ちるが通関業者に就職

通関士というものを知ったのが大学3年生の時、試験まであと半年きった頃でした。それなりに難関そうではありましたが、とりあえずやってみようと思いテキストを購入。

時間を見つけれはコツコツと独学で勉強を始めました。なんせビンボー学生だったので。。。

通関士試験までには何とか全範囲を網羅したかな?というくらいな状態で試験を受けました。あえなく撃沈、しかも難しい年だったようで合格率すごく低かった。

どちらにしても1回で合格しなくていいと思ってたからそのまま勉強を継続。4年生になり、地元の通関業者に絞って就職活動を始めました。

ところが…就職超氷河期。新卒採用をしないところがほとんど。地元中堅通関業者も今年は採用なし、短大卒の一般事務のみ、某大手通関業者に希望者集中。

まだ資格も取れてない、たいしたとりえのない女なんて見向きもされませんでした。悲しいかなこれが現実。。。

途方に暮れていたところ、地元の物流会社が一般職を募集していたので応募。面接時に違和感はあったのですが、内定をもらいめでたく?通関業者に就職したのでした。

通関士試験に合格!はれて通関士に登録

4年生の時に受けた2回目の通関士試験は自信あったのに不合格(泣)当時は記述式もあり採点水準も公表されてなかったので、何が悪くて落ちたのかよく分かりませんでした。

就職した後に受験した3回目の通関士試験でようやく合格。就職後から従業者として登録してあったので、合格後にようやく通関士デビューを果たしたのでした。

ただ、面接時に覚えた違和感は当たってました。超昭和体質な古い会社で、仕事とは直接関係ないところでもかなり疲弊。いじわるお局さんがいて、通関士の先輩にもねちねちいびられていました。残業も多く男性並みに仕事しているけど、転勤のない一般職扱いなので基本給は激安、そのうえ不景気を理由にボーナスもカット!求人票では基本給は少なくてもボーナスはあるはずだったのに、結局半分しかでなかった。

このままこの会社で続けていっていいのだろうか?

ずっとそんなモヤモヤを抱えていました。

他の通関業者へ転職

このままこの会社にいて幸せになる事はない、と確信し結婚を機に退職。無謀にも結婚後に転職を試みます。そんな時、他の会社へ転職した先輩から声がかかり、結婚直後に雇ってもらえるなら遠距離通勤もおかまいなし!と他の通関業者へ転職しました。

ただ、地方の通関業界は狭く、転職したことはすぐバレマシタ…

「あの人あそこへ転職したんだって…ヒソヒソ」

転職して何が悪い!と思いましたが、会社の配慮で表舞台にはでず、黙々と通関のお仕事や事務仕事をしていました。

その後、妊娠⇒初の産休育休取得⇒復帰⇒2人目産休育休⇒復帰、と2度の休みと復帰を実現。

前例がなく苦労したことも多々ありましたが、通関士資格を持っていることは強みとなりました。2度目の復帰後は他部署へ配属となり、それから通関士の仕事はしていません。

小1の壁で撃沈…通関業者退職

通関士の仕事を外されたけど辞めなかったのは、また通関士として働きたい、というより生活していくにはお金が必要で、残業がない部署への転換だったからです。

子どもを2人抱えてのワンオペフルタイム勤務は想像以上に大変でした。熱はしょっちゅう出して呼び出されるわ、入院になって1ヶ月のほとんど休むわ…色々ありすぎて。。。転職したいという欲望もなくなり、ただただ勤務時間が終わるのを待ってお迎えに行くような生活。通勤の車の中で何をしているんだろう…と何度泣いたことか。

上の子が小学生になるにあたりぶち当たった「小1の壁」で心が折れ、退職の道を選びました。

現在は在宅ワーク!そろそろ社会復帰したい

上の子が小学校にあがるタイミングで退職してからは、短期バイトや在宅ワークをしています。下の子は近くの幼稚園へ転園し、以前より時間に余裕のある生活が送れるようになりました。仕事している時には考えられなかった3人目も産まれ、充実した日々を過ごしています。

学生の頃はバリバリキャリアを積んでずっと働いていくつもりだったけど、今の子どもと楽しく過ごすゆるい生活に慣れてからはキャリアなんて欲しくなくなりました。

ただ、お金は必要。。。なので細々と在宅ワークしています。在宅WEBライターをする際も、通関士資格を持っていることに注目されました。通関士資格がライターに役立つわけではないけれど、「資格を取るための努力ができる人」として認められる一面があります。だから私は、通関士を諦めなくてよかったと思っているし、通関士として仕事ができたことも誇りに思っています。

3番目も幼稚園に通い出したので、そろそろ社会復帰したいと思っています。さすがに通関士はブランクありすぎて怖いかな。(でもちょっと貿易にからむような仕事に魅力を感じる)

年齢が年齢なだけに、正社員はもう無理かな~時間に都合のいい派遣がないかな~というのが本音。そう都合よくみつかるものじゃないと分かっていますが、働き方を考えながら家族の生活を優先していきたい今日この頃です。

 

 

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