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通関士の在宅求人が増えている!コロナ後もリモートワーク可能に

通関士の在宅ワーク 通関士の転職・就職

通関士の在宅勤務求人が増えてきています。コロナを期に、特別処置として加速した通関士のリモートワーク。関税局はコロナ終息後も在宅勤務ができるよう、要件緩和を検討しています。

そのような背景も手伝い、通関士の在宅勤務可能な求人が増加傾向。少し前では考えられなかったほど、旧体制な業界も変貌しつつあるようです。

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通関士の在宅求人 ココに注意!

通関士が在宅で仕事をする…一昔前には考えられなかった働き方がスタンダードになりつつあります。2017年ごろから在宅勤務への模索は始まっていましたが、コロナの影響でテレワークを求められる社会事情もあり、急激に通関士のリモートワークが進みました。

そのような背景から「通関士 在宅」で求人を探すと、たくさんの求人がでてくるようになりました。正社員から派遣、パートまでありますが、「勤務開始当初は事務所へ出勤」「会議などで必要時は出勤」という条件が付いている場合が多いです。在宅OKとなっているから検索にひっかかるパターンも多く、完全在宅での通関士を求めている求人とは異なっています。

通関士の在宅勤務が可能なら、地方にいても利便性の悪い場所にいても通関士として働けるのでは?!と思いましたが、全く出勤せずに仕事を進めるのはまだ難しいような気がします。そのような求人に応募する際は、事前によく条件を確認してみてくださいね。

通関士の在宅勤務に期待すること

コロナをきっかけに、紙ベース、FAX中心の旧体制だった貿易業界も変わってきつつあります。しかしながら、法律上原紙の提出が必要とされる手続きがあったり、税関検査の立ち合いが必要となったり、全ての通関業務を在宅で完了させのはまだ不可能でしょう。

セキュリティに対する各会社や家庭の事情もあり、コロナに対する対応は会社によって分かれましたが、業界全体として、誰かが出勤していれば何とかなる、という体制が築かれた1年でした。コロナ終息後もワークライフバランスの観点から、テレワークが推奨される傾向が続きそうです。また、財務省関税局による規制緩和が進めば、より多様な働き方が可能になります。

通関士としてどこにいても在宅勤務ができるようになれば、仕事を辞めなくて済むよう人が増えるのではないでしょうか!貴重な人材を確保する意味からもメリットが大きいです。

まだ女性の少ない業界ではありますが、どうしても結婚を機に引っ越したり、出産を機に働けなくなったりする人がいるのは事実。結婚や出産だけでなく、子育てや介護で辞めるしかなくなる場合も。。。特に女性はそういった影響を受けやすいので、通関士の在宅勤務が可能になれば、辞める以外の選択肢を持てるようになるのではないでしょうか。

私は小1の壁を機に退職してしまいましたが、続けれていればまた違った世界だったんだろうな~と思う事もあります。

小1の壁で仕事を辞めたけど後悔はなし…得たもの失ったもの!
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以前に比べれば、女性も仕事を続ける人が増えてきているし続けやすくなっていると思います。でも実際のところ、仕事に加えて家事も育児も女性が担いがちで、負担ばかり増えているような感じです。

だけど、通関士の在宅勤務が増えることで、もっとワークライフバランスの取れる業界になるといいな~と思います。

通関士の在宅勤務で気をつけること

令和3年7月から、通関士の在宅勤務について以下のように通達が出ています。

在宅勤務に係る情報セキュリティポリシーが定められている等、在宅勤務における情報セキュリティ対策が講じられていることが確認できる場合には、これを開始することができるよう開始手続の見直しを行いました。

出典:https://www.customs.go.jp/news/news/tsukan_minaoshi.pdf

通達って日本語が分かりにくいけど、要は情報セキュリティの確保の体制が取れていれば在宅勤務を開始できるようになったということ。通関業者が「在宅勤務・サテライトオフィス勤務の開始・終了の申出書」を通関業監督官部門へ提出することは必要となりますが、就業規則や社内管理体制の整備がまだできていなくても、セキュリティ対策を講じることで在宅勤務か可能となります。

また、災害などやむを得ない場合のBCP(事業継続)のために、サテライトオフィスとして在宅勤務も認められるようになるとのこと。

ただし、通関士には守秘義務がありますので、書類や顧客情報を家庭の中でどう守るか?よく考えないといけません。基本が書類ベースの仕事柄、書類を紛失したり情報漏洩したりも怖い。。。信頼を失うばかりでなく、通関業法の処罰の対象になることもあり得るので気をつけてください。

通関士の在宅勤務はまだ始まったばかり。良い事例が増えてテレワークがやりやすくなっていくといいですね。

通関士の在宅勤務 まとめ

通関業者としては、事業所以外で業務をすることにより負担が増えてしまう可能性もあります。ですが、コロナが収束するまでの間ではなく、今後の未来に向けて通関士の在宅勤務が増えていくといいな~と思います。

通関士の在宅勤務によって、働き方の多様化が進むことを望むばかりです。

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