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通関士ママの働き方!時短で通関士やってました

女性通関士

女性の通関士が増えてきていますが、男性に比べるとまだまだ少ないですよね。ましてやママ通関士さんってなかなか周りにいなくて、これから先どうやって働いていこうか…?と悩んだものです。

私は通関士として一度転職してから産休育休を取得し、時短勤務で通関士として働いていました。なかなか大変でしたがやりがいを感じつつ、充実した日々だったな~と今振り返れば思えます。が、当時はてんやわんや、常に何かに追われていたような感じでした。

ママ通関士としての経験が、女性通関士さんの将来やその後の参考になれば幸いです。

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ママ通関士になる!産休育休も前例なし

新卒で入社した会社では将来が暗いと確信していました。40代の女性通関士さんがいましたが、独身で自由奔放な人。陰湿ないじめもありましたし、やってないことをやったと言われて責任なすりつけられたり…。このままここで頑張って働いてもいいことにはならないと思いました。

結婚を機に退職し、違う仕事をしようと思ってたところにお誘いがあり、他の通関業者へ転職。女性の役員もいて女が働いていくことに理解があるという話でしたが、実際には産休育休を取得して復帰した前例はほぼなく、会社もそういう世代の女性の扱いに不慣れという感じでした。

物流業界ってどうしても男性の方が多く、事務の若い子やおばちゃんはいても、資格をもって働く意欲のある女性がいない、という感じだったんです。とはいえ、前の職場に比べれば人間関係もよく、通関の仕事もさせてもらえてたし、それ以外の仕事もいろいろしてて、現場の人とも仲良く楽しく働けていました。

転職から1年経ち妊娠が判明。体調もあまりよくなく、出産予定日が判明してからとりあえず上司に報告しました。その時言われたことが…

「あなただけ特別扱いはできない」

というのが復帰する頃には営業所で通関業務をするようになっていること、勤務時間が朝8時~になることが条件として提示されました。営業所は当時働いていた場所より車で約30分遠く、自宅からも遠くなるので通勤に70~90分くらいかかります。となると、近くの保育園へ朝一連れて行っても間に合いません。

時間的に無理です!

まだ妊娠が判明したばかり、保育園に預けれるかも分かってない状況でそんなこと言われても無理ですとしか言いようがありません。もう辞めるしかないと思いました。産休まで時間があるのでとりあえず保留。その間に就業規則を調べ、9時~16時の時短勤務制度があることが分かりました。総務に時短勤務できないのか聞いたら、

前例ないから分からないけどいいんじゃない?

というわけで、育休明けにどうするか決めることになり、産休に入れるまでフルタイムで働きました。

通関士でママ、時短勤務にする!

すったもんだありましたが産休育休を取得し、1歳前に復帰。ただし、復帰先は家から遠い営業所になったため時短勤務となりました。

朝は7時半ごろに家を出て、自宅から車で5~10分くらいで着く保育園へ。預けたら所々渋滞にはまりながら8時50分くらいにかろうじて到着。9時勤務開始~という感じでした。家を出てから仕事をスタートさせるまでに90分。仕事が始まると切り替えしますが、すでに疲労。。。

帰りは16時台に退社できたらあまり渋滞してないけど、17時15分くらいに保育園へお迎え。退社が17時頃になると渋滞にはまり、保育園が閉まる18時半ギリギリになることもしばしばでした。旦那の帰りは遅いしバス通勤で、保育園への送迎も含めてずっとワンオペでした。

時短勤務を始めてから分かったことですが、時短勤務中は準社員扱いになり、元の基本給を時間で割った時給制。勤務時間が減った分、お給料も減りました。勤務開始時には有休もないと言われましたが、それはおかしいと抗議して何とか認められるような会社。

育休産休、時短勤務…とにかく前例がなくて困る。。。

規則で認められていることとはいえ、現場のパートさんからは「あの人だけ何で特別なん?しかも時給も私たちよりいいんでしょ?」とこそこそ言われてるようでした。仕事内容も違うので気にしてはいませんでしたが、人によっては良く思ってない感じ。理解のある環境かどうかは実際に働いてみないと分からないと悟りました。

通関士とママと仕事…

通関に関わる部門の上司はよく知っている人だったので、事情を理解して仕事を配分してくれていました。比較的、すでに形ができた通関業務をこなすような感じ。通関士経験は私の方が豊富だったこともあり、相談しながら進めることができてやりやすかったです。

税関に出入りするようなこと、お客様対応は上司にお任せしていて、私は影武者のように仕事をこなしていました。子どもがいると急に体調を崩して保育園からお迎えコールがあったり休んだり…時間的な制約もあるので申し訳ないと思うことも度々。やはり正社員の時のように働くことは難しいと思いました。

とはいえ、通関士という資格がなければ時短勤務も認めてもらえなかったかもしれません。通関士として働いた経験がなければ辞めさせられていたかもしれません。

あの時頑張って通関士資格を取っておいてよかった!
通関士として働いた経験があって良かった!

仕事とママのバランスを取りながら、気持ちを切り替えながらじゃないとワーママはやっていけない。経験しながら成長していけばいいので、長く細く働いていこうと思っていました。

ママ通関士の働き方 まとめ

ママになると正社員としてこれまでと同様の仕事をするのは難しいかもしれません。でも、時短勤務したり思い切って転職したり、続けていく方法はあります。通関業界は体質が古く男社会かもしれませんが、女性通関士さんも頼りにされているものです。

ママと通関士・・・どちらもバランスを取りながら、キャリアを伸ばす可能性を探ってみたらいいのかな~と思います。ママになった通関士さん、簡単にあきらめずぜひ頑張ってほしいです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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