通関士は楽しい?つまらない?実際のところどうなのよ…

通関士の仕事

通関士のお仕事ってあまり一般的ではないですよね。資格名知ってるだけで「すごい!何で知ってるの?」って言われるくらいマイナーです。最近はインターンシップを受け入れる会社も増えてきてますが、このコロナの影響で実際に通関士の仕事に触れる機会は減っていくでしょう。

なので、実際に通関士として働いた私が思う通関士の楽しいと思うところ、つまらないと思うところをぶっちゃけてみようと思います。もちろん、個人の捉え方で異なりますので、いち地方通関業者の経験者の話として聞いてもらえると幸いです。。。

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通関士が楽しいと思うところ3つ!

私が通関士の仕事をして楽しいかも!と思ったことは…

①誰よりもひとあし先にモノを見れること

書類上だけでは貨物の詳細が分からない場合、保税倉庫で荷物を確認することが可能です。(もちろん緒手続きも必要ですが)輸入の場合、荷主より税関よりも、先に荷物見れちゃうんです。

ほとんどの通関手続きは書類上で済むのでそこまですることは稀ですが、日本で一番最初にこれを見たのかも!?とちょっと優越感にひたりました。ただこういう場合、後で分類や税関検査に頭を悩ますことが多いです…でも、それも通関士の醍醐味といえます。

また、市場に出回る前後の貨物の姿が見れるのもちょっとおもしろいな~と思ってました。例えば、こんにゃくが一斗缶に入って送られてきてるとか、中古のエンジンをコンテナに積んで海外で高く売れてるとか、実際に見て知ってみると「へぇ~そうだったんだ~おもしろっ」って感じ。通関の仕事しなかったら知らなかった世界だと思います。

②貿易の全体像が分かる

通関士として書類審査しかしないという会社だと違うかもしれませんが、地方港の下っ端通関士は通関以外の事務もしていました。なので、ブッキングから船荷証券の発行、コンテナ配送手配やら色々と関わるので、いつどれくらいでモノが届くか?届いた後どれくらいで送り届けることができるか?とか、貿易の全体像が分かるようになります。

通関士なら通関許可も取れるので、ひとりで手配~通関~手配~請求書発行とノンストップサービスを提供しているような感じでした。何でもできるのは他の人にはない強みなので、通関士になっていて良かったと思います。

③自分が関わったモノが市場に流通する

自分が通関したものを市場で目にすると、「お!これ私が手続きしたやつじゃん!」ってちょっと誇りに思うことがあります。地方港とはいえ、色んなものが入ってきて手続きしてるので、スーパーの一角で売ってあるものを見かけることもあるんですよね。原産地はあそこで、税率いくらで…原価はCIF価格や通関手続き代だけではないのでわかりませんが、あれがこんな値段で売ってるのか!と驚くこともあります。

とまぁ、通関士の仕事自体は書類が主ですが、世の中のありとあらゆるモノに広く関わっている、という点が楽しくてやりがいを感じられるところではないかと思います。

通関士の仕事はつまらない?

通関士のメインとなる仕事は書類審査です。いつも同じものを同じような条件で届くものが多いので、ルーティン化したものもあります。淡々とこなせば問題なく許可が取れるので楽ではありますが、単調な作業がつまらなく感じることもありました。そういう単純作業の方が割合的には多いです。

逆に、分類にすごく苦労して何ページにも渡る通関書類を作り、やっと許可が下りたのに通関料金が一律11,800円しかもらえない契約になっている場合がありました。

人が苦労して時間かけてやったのに—!

自分のお給料には関係ないけど、苦労してやったのにこのお金にしかならないなんてつまらん。

結局荷主の方が強くてやりたい放題だな、って思ったのも事実。荷主と税関の間にいる立場なので、双方に振り回されることもあります。それはつまらないというより大変なことでしたが…

つまらないと思うか、やりがいがないと感じるか、楽だと思うか?はその人次第なので一概に言えません。が、単調な事務手続きを苦痛と感じる場合、通関士の仕事はつまらないでしょうね。

通関士仕事の実際のところ…

実際のところ、通関士の仕事は楽しいか?それとも、通関士はつまらないか?それは、その人の捉え方によります。常に仕事が楽しい!やりがいある!!という感じのキラキラした仕事ではなく、どちらかというと地味にコツコツ、あまり感謝もされない仕事かもしれません。営業的にもお金にならない部署ですが、通関士が欠かせない存在であることは確かです。

日本にいる限り私たちの生活から輸出入は欠かせません。通関士が何かしら関わっていないとそのモノは日本にはないかもしれない。そう思うと楽しいしちょっと誇りに思いませんか?

 

 

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