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通関士に向いている人と向いていない人!

通関士の仕事

通関士は未経験だと仕事のイメージがつかみにくい仕事だと思います。マイナー資格なので情報も少ないですし。。。私は通関士として働きながら転職もした経験から、通関士に向いている人と向いていない人の特徴をピックアップしてみました。ぶっちゃけ全部にあてはまる人なんていないので、どこかにあてはまって仕事嫌いでなければ大丈夫だと思います。

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通関士に向いている人の特徴3つ!

通関士に向いている人とは、ズバリ通関士の仕事が苦痛にならない人です。通関士の仕事の特徴から、以下の3つのどれかにあてはまれば向いていると思っていいのではないでしょうか?きっと思いの外普通なんじゃないかと思います。

通関士に向いている人①デスクワークが苦痛じゃない人

通関士の仕事は、基本的にデスクワークです。地味に書類審査を行う事がメインで、一字一句間違いがないか確認し、ひとつひとつ足し算して金額に間違いがないかチェックします。

チェックするだけなの?と思うかもしれませんが、届いた通関書類に間違いって結構多いです。ただの計算間違いなのか、単価が違うのか、表記が違うのか?ひとつひとつ確認しないと次に進めません。そう!非常に緻密で地味な作業なんです!!

正直、まぁいっか~という妥協が必要な場面もあります。が、適当にすると自分の首を絞めることに。几帳面に書類審査できる通関士は、営業担当者からするとメンドクサイかもしれないけど信頼できる通関士だと思います。

また、タイピングや電卓は慣れで早くできるようになるでしょうが、正確に早くできないといけません。間違いを防ぐために通関士同士のWチェックを行っている場合が多いとは思いますが、見逃してしまうこともあります。(だって人間だもの…)とはいえ、誤謬は防ぎたいので、正確な作業を黙々とこなせる通関士は強いです。

総じて地味なデスクワークが苦痛にならない人は、通関士に向いています。

通関士に向いている人②商品知識を身につける意欲がある人

通関士が審査する商品は多岐に渡ります。いつ何の書類審査をするかは分かりません。全ての商品知識や税番を理解して把握しておくことは、どんなに通関士経験豊かでも不可能でしょう。なので、常に商品知識を身につけていくしかありません。

モノに興味を持って調べたり、新しい税番に分類する時にはよくよく調べて、調べた内容をまとめて覚えるようにしたり、貪欲に商品知識を身につけていく姿勢が必要です。

私も顧客ごとにポイントをまとめたり、インボイスをコピーしてメモを残したり、同じことで何度もつまづかないように、何度も相談しなくていいように工夫していました。今から思えば、よく頑張ってたよな…。

非常に地味で地道ですが、商品知識を身につけようと努力できる通関士は信頼できます。

通関士に向いている人③コミュニケーション能力が高い人

ひとりで黙々と作業するイメージのある通関士ですが、コミュニケーション能力も必要です。

というのも通関士は業界が狭く、業界内の横のつながりも切り離せません。通関士部会で他社の通関士さんに会う機会もありますし、税関担当者と話をしたり相談したりする機会も多いです。そういう場で、営業力や調停力があると強みになります。

通関士は異動が少ないですが、税関の中の人は3年に1回くらいの頻度で転勤して人が変わります。横のつながりを持ちつつ、税関ともうまくコネクションを作れると仕事がしやすいです。特段コミュニケーション能力が高い必要はありませんが、営業力があるに越したことはないと思います。

通関士に向いていない人はこんな人

通関士は非常に地味で認知度も低い資格です。通関して当たり前なので、感謝されることもあまりないし、間違えれば怒られるし、どんなに忙しくても給料も上がるわけじゃない(手当はつくけどしれている)。頑張っただけ認めて欲しい承認欲求が強いと息苦しくなると思います。そういう人は営業に回った方がいいのではないでしょうか。

また、通関士は貿易関係の仕事とはいえ、英語力もそれほど必要ないので、思っているほど国際的でなかったと思うかもしれません。国境を股にかけてグローバルな仕事をしたい!という人には向いてないと思います。そういう人は、商社やメーカー、物流業界ならフォワーダー、海運・航空業界に進んではいかがでしょうか?通関士資格があればアピールポイントにもなります。

要するに、地味にコツコツが苦痛な人は、通関士に向いていないと思います。

通関士に向いている人・向いていない人 まとめ

個人的には、きれいなオフィスビルで小奇麗な格好をしたOLに憧れている人には向いていないと思います。(←20代の頃の私)もちろん働く場所にもよると思いますが、毎日ベストにタイトスカートの事務制服で、僻地や海岸沿いの古い建物や倉庫、フォークリフトですす汚れた貨物と触れ合う方が多いかと。。。

だけど、コンテナやガントリークレーンとか見て興奮しちゃうなら、通関士に向いている人だと思いますよ~。仕事をしていると失敗したり辛かったり色々あるので、通関士になりたい!という初心を持ち続けることが大事だと思います。それが一番通関士に向いている人の条件かもしれませんね。

 

 

 

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